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ここ10年の歯科医師の平均年収は
下り坂傾向にあります。

歯科医師の年収・給与をご存知ですか?

地域や経験・技術力によって変わりますが、月給はおおよそ30万〜60万円といわれており、そこに賞与を加えて年収500万円〜800万円というのが一般的のようです。

厚生労働省調査によれば、平成26年のにおける歯科医師の平均年収は約734万円。前年に比べて、上向きの数字となっています。
 

▼年度別 平均年収の推移

平成17年 904.8万円 平成22年 581.9万円
平成18年 549.3万円 平成23年 750.5万円
平成19年 780.0万円 平成24年 679.4万円
平成20年 737.9万円 平成25年 620.9万円
平成21年 724.3万円 平成26年 734.3万円

(厚生労働省 賃金構造基本統計調査より)

 

近年、右肩下がりと言われてきた歯科医師の平均年収ですが、昨年は少し持ち直しました。
しかし、ここ10年の推移を見ると、一時的に改善する年はあるものの、下り坂傾向にあるのは間違いないようです。

平均年収734万円といえば、一般のサラリーマンの2倍以上ですので、それだけを聞くと、十分高収入な印象を受けますが、数千万円かかる開業費用、開業後の維持費等を考えると決して高い数字ではないともいわれています。
 

さらに言えば、上記のデータはあくまで「平均」年収
母数となる歯科医師の中には、1,000万円以上の高収入を稼ぐ一部の歯科医師も含まれているわけです。つまり中には、平均年収に満たない収入しか得られない歯科医師が数多く存在していることになります。実際、歯科医師の4人に1人は年収200万円以下といわれており、それどころか、患者さんが集まらず廃業してしまう歯科医院も少ないようです。
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歯科医師の数は
30年前の1.7倍にもなります。

ではなぜ、歯科医師の年収・給与は下り坂傾向にあるのでしょうか?

その原因は、近年著しい歯科医師の増加にあるといわれています。

▼歯科医師数の推移

昭和57年 58,362人 平成12年 90,857人
昭和61年 66,797人 平成14年 92,874人
平成2年 74,028人 平成16年 95,197人
平成6年 81,055人 平成18年 97,198人
平成8年 85,518人 平成20年 99,426人
平成10年 88,061人 平成22年 101.576人
    平成24年 102,551人

(厚生労働省 医師・歯科医師・薬剤師調査の概況より)

増加傾向にある歯科医師。30年ほど前に比べると1.7倍にのぼり、今やその数はコンビニ店舗数の約2倍となっています。しかしながら、歯科医師が増える一方で患者さんの数は1.2倍程度にしか増えていません。加えて今後もそれほど増えないのではないか、と言われています。

様々な要因が考えられますが、1つの理由として挙げられるのは総人口の問題です。

 

たとえば総務省が発表する将来人口の予測によれば、これからの日本の総人口は増えるどころか減っていくというデータが出ています。

 

▼人口推移

昭和50年 1億1,194万人 平成15年 1億2,769万人
昭和55年 1億1,171万人 平成16年 1億2,779万人
昭和60年 1億2,105万人 平成18年 1億2,790万人
平成2年 1億2,361万人 平成20年 1億2,808万人
平成7年 1億2,557万人 平成22年 1億2,806万人
平成12年 1億2,693万人 平成24年 1億2,752万人

 

 

 (総務省統計局 公表データより)

▼将来人口

平成27年 1億2,660万人
平成32年 1億2,410万人
平成37年 1億2,066万人

つまり、現在の歯科業界は決まった数の患者さんを取り合う構図となっており、そのため需要と供給のバランスが合わず、一医院が獲得できる患者さん数が減っているというわけなのです。

少し思い返してみてください。街中を数百メートル歩けばコンビニの一軒や二軒、簡単に見つけられるはずです。歯科医院はその2倍の数あるのですから、1件あたりの患者数が減ってしまうのも容易に想像できます。

 

そして、来院する患者さんの数が減れば、当然収入に影響します。その結果が、先のデータで示したような右肩下がりの年収・給与なのです。

ちなみに、日々の経営はもちろんのこと、そもそも開業後に経営を軌道に乗せられるかどうかも大変厳しい現状があります。歯科医院は毎年約2,000件開業されていますが、一方で1,600件前後が廃業に追い込まれています。

過当競争の真っ只中にいる歯科業界。
患者さんを集められるかどうか」が、歯科医師としての成功を左右するのです。

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患者さんを集めるための
しくみを準備しておきましょう

さて、技術があっても、良い治療をしても、それだけで患者さんを集めることはできません。(※下記のページをご参照下さい)

→腕は良くても開業は失敗する!?
→良い治療をすれば歯科医院の開業は成功する!?

一昔前とは違い、開業さえすれば患者さんが自然に集まってくるという時代ではなくなりました。多数ある歯科医院の中から自分の医院を選んでもらうためには、医院情報を患者さまに知ってもらう必要があるのです。

では、どうしたら患者さんに医院について知ってもらうことができるのでしょうか?

一般的な方法には、次のようなものが挙げられます。

  • 新聞や雑誌に広告を出す
  • 電車の中吊りに広告を出す
  • 電話帳に広告を掲載する
  • 駅の看板等に広告を出す
  • ポスティング
  • 内覧会をひらく
  • ホームページを作る

などなど、さまざま広告・宣伝活動の方法があります。
自身の医院にとって最適な手段をとっていただければと思います。

特に内覧会の開催ホームページの作成は、費用対効果が高いため、今やどの歯科医院も行なっています。ライバルに遅れを取らないためにも、開業前からしっかりと準備しておきましょう。

患者さんを集めるための「しくみ」さえ、しっかり準備できていれば、経営を早い段階で軌道に乗せられる可能性もぐんと高まります。 

→歯科医院の集客入門についてはこちら

下記では、ホームページを使って患者さんの獲得に成功した歯科医院さんをご紹介します。
よろしければ「各院長先生のコメントはこちら」をクリックして詳細をご覧ください。

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つゆくさ歯科医院さま

月の新患が100人を突破しました

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馬見塚デンタルクリニックさま

PMTCの新患数が過去最高を記録

お客さんを集める仕組みの準備を
「ネットを使った歯医者さんの集客術」

▼【開業したい方専用】
歯科医師さんの集患に役立つホームページを作成したい方は
以下のバナーをクリックください。

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