
腕がいいだけでは
開業に成功できません。
「これからの歯科医院経営は厳しい」
「ライバル医院と差別化しなければ生き残れない」
近年、歯科業界ではこうしたことが声高に叫ばれています。差別化の手段として真っ先に思いつくのが、ライバル医院よりも高い治療技術で良質な医療を提供すること。あるいは、ライバル医院ではできない特殊治療を提供すること、ではないでしょうか。
それを裏付けるかのように、歯科雑誌の巻末には毎号60ページにも渡って、治療技術を高めるためのセミナーや研修会の広告がずらり。こうした研修会に参加され、開業までに腕を磨こうと熱心に治療技術を学んでいる先生も多いことと思います。
そして素晴らしい技術を身につけた歯科医師の先生は、「私はこの腕でライバルと差別化するから大丈夫」「私にはライバル医院にはできない●●治療ができるから差別化できる」そんな風に考えがちです。
しかしながら、これはよくある失敗例。あちこちの勉強会に参加して高い技術を身につけたとしても、それだけでは成功しません。どんなに素晴らしい技術を持っていても、開業に失敗する人は失敗してしまうのです。